WBCで大活躍の大谷翔平選手は野球の実力もさることながら、人間性でも多くのファンを惹きつけています。
どうしたら、大谷翔平選手のような子供を育てることができるのか気になりますよね。
いかにして、大谷翔平という人間ができあがったのかご両親の育て方にヒントがあるかもしれません。
そこで今回は大谷翔平選手の両親がどのような点を意識して子育てをしていたのかご紹介したいと思います。
大谷翔平の人間性とは?
大谷翔平選手は野球の実力だけでなく、人間力でも高く評価されているのは周知の事実です。
WBCでともに戦った戦友のヌートバー選手は大谷翔平さんのことを以下のように評価しています。
何よりも驚いたのは大谷翔平投手の謙虚な人柄だったという。
初対面を果たした際は「圧倒された」とコメントしています。
「彼ほど謙虚な人に会ったことがない。スーパースターだけどそんなことを感じさせないくらい謙虚。それが一番“粋”だと思った」
と語っています。
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初対面の人にそう思わせる大谷翔平さんの人間性が気になりますよね。
大谷翔平の両親の10個の育て方が素敵すぎる!
大谷翔平選手の人間性を表すエピソードをいくつかご紹介したいと思います。
- 大谷投手が打者を打ち取った際、バットが折れてその破片が大谷投手の所に飛んできた。彼はすぐさまそれを拾い上げ、笑顔で打者に返す。「ああいうことをするのは大リーグでショーヘイだけ。彼は礼儀正しく、謙遜で素晴らしい」
- グラウンドにゴミが落ちていれば、それを拾ってポケットに入れるというのも大リーガーでは彼だけです。マスコミから「なぜゴミを拾うのか?」と聞かれたとき、大谷翔平選手「ゴミは人が落した運。ゴミを拾うことで運を拾う。それが自分にツキを呼ぶ、と高校の恩師から教えられたから」と回答しています。
ゴミ拾いのエピソードからは恩師の言葉を素直に信じて行動する前向きさを感じますね。
また、有名な大リーガーになっても常に謙虚な姿勢が一貫して感じられて素敵です。
また、エンゼルスのマドン前監督は大谷翔平選手の人間性を以下のようにコメントしています。
「試合中の彼とは非常に話をしやすい。絶対に怒ったりしないし、集中力を切らすこともない。切り替えもしっかりできている」
このマドン監督のコメントには大谷選手の人間性が出ていますよね。
どんな時も冷静で感情で行動しないところが高い人間力を感じますね。
このような人間性が身についたのは大谷選手のご両親の子育ての仕方にヒントがあるのではないでしょうか?
大谷さんの母親は子育てについて
私達には子育てのモットーなんてなかったし、家訓もありませんでした。
ただ、子供たちが可愛い可愛いと思いながら接してきただけです
とコメントされています。
そうコメントはされていますがやはりなにかしらの大切にされていたことはあると思います。
それでは、これから大谷選手の両親の10個の育て方についてご紹介していきたいと思います。
子育て中の方はなにか一つでも参考にしてみるといいかもしれません。
叱らない
ご両親は大谷翔平選手を叱ったことがほぼないそうです。
そのため、大谷翔平さん御本人も叱られた記憶がないと自ら発言しています。
唯一、父親が本気で叱ったエピソードがあります。
大切にしていたハリーポッターのノートが折れてしまって、大谷さん自身が泣きわめいた時に父親が声を上げて怒った
そうです。
声を上げて怒ったのが1回しかないってすごいことですよね。
子供の前で夫婦喧嘩はしない
ご両親は子育て中に夫婦で決めていたことあります。
それは
子供の前で夫婦喧嘩を絶対にしない
ことです。
それは子供が何でも話せる雰囲気をつくりたかったからだそうです。
両親の仲が悪いと子供は知らぬ間に萎縮してしまい、親の顔色を伺うようになり、言いたいことが言えなくなってしまいます。
でも大谷家にはそういった雰囲気がなく、言いたいことを素直に言える環境を作っていたようです。
大谷翔平さんはご両親のおかげで居心地の良い家庭環境でのびのびと過ごすことができたのですね。
おかげで、大谷選手は反抗期もなく、中学2年生までお父さんとお風呂に入っていたそうです。
本人のやりたいことを尊重する
ご両親は細かいことには口出しせずになにごとも
本人の意思を尊重して、見守る
という姿勢で接していたようです。
ついつい子供には「これはしてはだめ」とか「こうしなさい」とかうまくいくように口うるさく言ってしまいますがそういったことをしていなかったのです。
夕食はみんなで囲んで食べる
大谷さんの母親は
家族みんなで一緒に同じ時間を過ごしたいという思い
を常に持っていました。
そのため、あえて家にテレビを1台しか置いていなかったそうです。
家族団らんの場所であるリビングにテレビを1台だけ置くことで一緒にテレビを見て、会話をするように心がけていたのかもしれませんね。
大谷家の方針として夕食は必ず家族みんなで食べることを大切にしていたそうです。
父との交換日記
大谷選手は父親と小学校3年生頃から
野球ノート
という交換日記をしていました。
大谷さんの父は大谷さんが所属する少年野球チームの監督を務めていました。
この野球ノートには
毎日ではないが大会や合宿など節目で「良かったこと」「悪かったこと」「目標」を記入し、父がそこにアドバイスを書き添えていくというもの
なかなか親と交換日記は恥ずかしいような気がしますが大谷さんの場合、父親と良い親子関係を築けていたから交換日記もできたのかもしれないですね。
その野球ノートには父親のコメントで頻繁に出てくる言葉がありました。
「一生懸命に元気に声をだすこと」
「一生懸命走ること」
「一生懸命キャッチボールをすること」
の3つです。
現在の大谷選手を見ているとなにごとも一生懸命にやっているのが野球のプレイから伝わってきますよね。
やはり、この交換日記での父親の言葉を今も大切にしているのかもしれないですね。
自宅へ野球を持ち込まない
外では一生懸命に野球をしていても家に帰ったら、野球であったことは持ち込まないようにされていたようです。
そのおかげで大谷選手は家ではきっちり気持ちを切り替えて、リラックスできていたのかもしれません。
外では一生懸命野球をして、家では素の自分に戻ってあたたかい家庭で癒されることが翌日のパフォーマンス向上にもつながっていたのかもしれません。
自分で考えさせる
大谷選手は小学校時代の父親との野球ノートを通じて
自分で考える
という姿勢を身につけていったようです。
野球ノートにはルールがありました。
- 自分のプレーを振り返り何が悪かったかのか考える
- 何に取り組めば、その課題がクリアできるのか考える
- 考えたことを行動に移す
このノートのおかげで自分で考えて実行に移すことの大切さを学んだのかもしれませんね。
小学生の時点でこの自ら考える姿勢を身に付けていたことには驚きです。
これが今の大谷選手の強さの原点かもしれませんね。
自ら考えることって大人でもできていない人も多いのでそれを小学生でやっていたことが本当にすごいですね。
親の背中を見せる
親が「おはようございます」や「おやすみなさい」、「ありがとう」を両親が率先して当たり前に行うことで子供も真似して習慣になっていくように意識したようです。
また、自分食べ終えた食器は自分で片付ける事などを率先して子供に見せていくことも気を付けていたようです。
自分のことは自分ですることを両親が行動で示していました。
子供は親のことをよく見ていますよね。大谷選手の両親は礼儀を大切にされていたようですね。
自ら取り組んだ姿勢を評価する
大谷選手のご両親は学生時代のテストで悪い点数だった時があっても悪いことを怒るのではなく、
テストのために勉強に取り組んだことを褒める
ように心がけていました。
子供の取り組みを評価して、自信をつけさせるように育てていたようです。
ついつい勉強ができないと「何で勉強しないんだ」と怒ってしまいがちですが怒ることで子供の自己肯定感が下がってしまうこともあるようです。
これからは怒るのではなく、褒めて伸ばす子育てが大切かもしれませんね。
やりたいことを楽しくやらせる
大谷さんの父は
やりたいことを楽しくやらせるがモットー
でした。
そのため、息子に「野球の練習をしろ」と注意することは一切ありませんでした。
やりたいということをやらせる両親は世の中にたくさんいると思います。
大谷家の場合は
やりたいことを楽しくやらせることに注力していたところ
がポイントだったのではないでしょうか?
大谷選手は自分がやりたいと思ったことを楽しくやったからこそ、どんどん力をつけていったのかもしれませんね。
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まとめ
大谷翔平の両親10個の育て方と大谷翔平の人間性についてご紹介しました。
10個のエピソードを子育てに活かしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
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